マルボロー地区でワイナリー巡り
南島の北東部のブレナムという町に行きました。
このあたり、マルボロー地区はNZのワインの一大産地です。
レンタル自転車でのワインテイスティングのセルフツアーに参加しました。
日本だと自転車は軽車両扱いで飲酒運転になっちゃうので、大っぴらにこんなビジネスはなさそうですね。
ちなみにNZは少しなら飲んで運転してもいいらしく、車でテイスティングに行く人もいます。現地在住の人にどのくらいなら飲んでもいいんですかと聞いたら濁していましたが、アルコール検出量によるのかな?
厳密にいうとワイナリーが多いのは隣のレンウィックという町ですが、ツアー会社の人がブレナムまで送迎してくれます。私が参加した回は、私一人でした。
夫婦経営のこじんまりした会社でとてもフレンドリーな人達でした。説明を軽く受けて、自転車とヘルメットを選んでレッツゴーです。
ぶどう収穫はほとんど終わっているようですが、黄色く色づいたぶどう畑をのんびりと走るのは、自転車のペースがぴったり!
気候も穏やかでのんびりしたところです。
出発が午前中だったのですが、朝からワインを飲む気にはなれないので2時間くらいゆるゆるとサイクリングしてからランチ時間にテイスティングしました。
ツアー会社の人がくれたマップを参考に、まずは軽いランチを提供しているHunter’sというワイナリーに行きました。
試飲代はツアー代に含まれていないのですが、10ドルのところ、ツアー参加者は5ドルですと言われ、6種類試飲できました。けっこう多くないですか?
まずは泡からどうですか?と勧められたスパークリングワインから。すごくスッキリしてドライでした。
ランチはムール貝のチャウダーにしました。マルボロー地区はムール貝でも有名です。
美味しかった!一応軽いランチと銘打ってるだけあり、量が日本人的には丁度いい。
オーナーの女性が、説明しながらテーブルを回って注いでくれます。
ソーヴィニヨンブランがこの地区は有名です。あと、ピノグリ、リースリング、Gewürztraminer(いつも読めないドイツのぶどう)、ピノノワールを試飲。
私はソーヴィニヨンブランとGewürztraminerが好きでした。後者のボトルをお買い上げ。
試飲なので量は少なめですが、6種も飲むと一杯分は超えてると思うので、普通にアルコールは多少回ります…。たぶんサイクリングで血流良くなってるせいもあり。
歩行者は皆無、ほぼサイクリストもすれ違わないですが、NZは郊外は100km走行なので大きめの道は隣がビュンビュン車が走ってます。サイクリングレーンが広いので大丈夫ですが一応気をつけます。
他を色々見学してから、最後にWHITEHAVENというところでも試飲しました。
こちらは既に決まった4種セットです。ピノノワールを使ったロゼが、ロゼなの?というくらい色が淡くて、すごくドライです。こういうロゼは初めて飲みました。
ここでもサーブしてくれるお姉さんが色々説明してくれます。
(コロナの)前は日本人も沢山来てたんだけど、最近は全然見ない、あなたが今期初めての日本人!と言われました。
帰りはまたツアー会社の人が送ってくれました。
コロナ禍がNZの観光やレストラン業界に与えた影響、今はスイートワイン用のぶどうの収穫が残っていること、彼女の自営業のことなど、色々な話を聞けました。
観光業なので休みが基本ないと言っていましたが、笑顔が素敵な人でハグでお別れしました。