日帰りアーサーズパス &車の必要性について
クライストチャーチにいたころ、宿の人を誘って日帰りでアーサーズパス国立公園に行きました。
国際免許証を取っていったので、運転の練習を兼ねて。(ですが、結局この一日しか使いませんでした!)
クライストチャーチからは片道2時間くらいです。
直前に検索したところ、空港にあるレンタカー屋しかヒットせず、わざわざ空港まで行きました。
街中にも少数ありますが、よほど事前に予約しないと(良い)車は空いてないんでしょうね…。
海外で運転が初めてだったので最初はドキドキでしたが、日本と同じ左通行、交通量も多くないので運転はしやすかったです。
私は日本のきっちり前向き駐車が苦手なので、そうでなくていい駐車形式も私に合っていました。日本にはほぼないラウンドアバウトも楽しかった(?)です。
途中に飲食店はあまりありません。そのせいかクライストチャーチからの中間地点にあるカフェが独占状態でめちゃくちゃ繁盛していました。
運転してると途中の写真が撮れないので、いきなり目的地付近の写真です。
写真だとわかりづらいですが、山のスケールが大きい!
日帰りなのでハイキングはせず、景色の良いポイントをいくつか巡ってドライブ。
奥の方には行きませんでしたが、奇岩が沢山あるキャッスルヒル保護地区。
映画の撮影地にもなったようです。
とりあえず、車が通れる範囲では一番標高が高いポイント(たしか)のOtira Viaduct Lookoutまで。
デビルズパンチボウルという強そうな名前の滝にも行きました。滝に近づくには駐車場から徒歩20分くらい、上り下りもあるのである意味軽いハイキングでしょうか。
気持ちの良いドライブ日和でした。
できたら、一泊してハイキング出来たらよかったです。
確かに、この壮大な景色の数々を体験するには車があった方が良い!と思いました。
それで、車の必要性についてです。
私の結論から言うと「確かにあった方が見られるものは多いが、主要な(有名な)ところならバスやツアーでも何とかなる」です。
基本ほとんど一人旅だったので、私の場合は車はコスパ(お金と体力の両方)が悪かったこともあり。
Hobbitonやマウントクックなどタクシーやシャトル会社を結果的に見つけられましたが、情報が全然メジャーでないので都市から外れる場所はリサーチや時間、英語での交渉力はある程度要るかもしれません。
渡航前。
NZに行ったことがある知り合いはあまりいませんでしたが、「NZでは車があった方がいい」と言われていました。が、私は自分の目で確認しないと最終的には信用しないタイプで…。笑 あとネット上の体験談も、車ありの人となしの人バラバラです。
とりあえずInterCityのFlexiPassを買っていたのと、ある程度長くいるので、現地で決めようと思っていました。
あわよくば車をシェアして一緒に旅する人を宿か学校で見つけたいと楽観的に考えていたのですが、都合よく同じ方向に同時期に旅行する人は見つけられませんでした^^;
(ドイツ人のおじさんに一部車に乗せてもらいましたが)
マタマタのAirBnBのホストに聞いたところ、「うちに来る人はレンタカーの人が6割、バスで旅行している人が4割」と言っていたので、そんなにすごい少数派ではなさそうでした。南島だとレンタカー割合もっと多いとは思いますが。
旅の後半で一部レンタカーを借りようと考えていたのですが、調べたところ、安いところがあまり見つからなかった(のは安い会社を知らないから?)のと、一部だけ借りてもあまり効率的ではなさそうだったのでやめました。
特に初めての旅行で割と有名どころを巡ったので車無しでも何とかなりました。
「NZは車がないと時間を無駄にする」とありがたいお説教?をくれる人もいましたが、
確かにそうかもしれませんが、何を無駄とするかでしょうか…。
NZは移動距離が長いので、数百キロ一人で運転すると私は疲れ果ててしまうので、休息を入れないといけないことなどを考えると、私の場合その時間や、疲れるのも無駄です。
特に私は中年なので「なるべく疲れ果てたり消耗するのを最小限に抑える」をモットーにしていました。笑
という意味ではInterCityバス移動は運転は運転手に任せて、景色を楽しめたのでよかったです。
あと大都市間はバス網があるので、中間の小さい町で借りられたら良いなとうっすら思っていましたが、来るまで知らなかったのが、「レンタカー屋は小さい町にはほとんど無い」「あっても空港付近にしかないことが多い」です…。そういう町は、空港へのバスも無いことが多いです。
基本、飛行機で来てそのまま空港から借りる人用にできています。
初めてのNZへの旅だったので、その辺の知識が足りていませんでしたが、今回で色々わかったので、次回来ることがあれば、もう少しうまく計画してレンタカーで回ってみたいです。
ですが今回は、一番見たかったものはほぼ全部見られたのでよかったです。