北島滞在記④ Hobbiton 見学編
さて、事前に予約しておいたHobbitonツアーです。
2023年3月現在では89ドル(約7500円くらい)でした。NZのツアーはどこも値段がそれなりにします。
言わずと知れたロードオブザリング及びホビット三部作の映画、ホビット庄の撮影地です。
周りは農場ですが、ここはかなり人がいます。
マントを着ていたり、コスプレしている人がちらほらいました…。ここは大っぴらにコスプレしていいらしい。
エルフの格好の人はまだわかるんですが、ナズグル風のコスプレをしていた人がマニアックだなと思いました。(オタクまたは映画視聴済みの人だけわかってください)
マタマタの観光所から車(私はタクシー)で20分くらいの、Shire's Rest というカフェやショップのある出発地点へ。前回の私のホストが、Shire's Rest とマタマタの観光案内所が同じ場所にあると思っている観光客がすごく多いと言っていたので個人旅行の人は注意!
ここで受付を済ませて大型ツアーバスでHobbitonまで移動です。
私のグループはオーストラリア人のガイドでした。まだ慣れていないニュージーランド英語より私には聞きやすくてよかったです。
Nerd-friendly(オタクに優しい)ツアーだと言っていたのが面白かった。
ホビットの家が41個あるそうで、全てデザインが違う。
ほとんど天然樹ですが、ビルボの家の上の木だけフェイクだそうです。(写真では切れてますが写真では違いがわからないです)
しかしカメラに映すと色が変に見えて、監督の指示で本番直前に何万枚もの葉を手作業で塗り直したそう。鬼!!しかし映画製作へのこだわりが感じられますね。
村全体の作りこみが素晴らしく、庭もよく手入れされていて、ロードオブザリングのファンでなくても楽しめると思います。
小物もホビットサイズでかわいい!
セットは外観のみ建てられているので、内部は基本は入れませんが、一部だけ入口だけ入って写真を撮れる家があります。
次々と後から別のグループが来るので、駆け足気味で、作りこみディテールをじっくり見たい私はちょっとそのあたりは残念でした。
最後はThe Green Dragon Inn というレストランで飲み物がもらえます。
ビールもありますが、おそらく日本人に一番人気そうなジンジャービア(ノンアルのジンジャーエールみたいなもの)にしました。
が20分しかなく、トイレに行ったりも含めると15分で飲み干さなくてはいけなくて、量が多いのでやや時間がきつかった。
余韻に浸りながらもう少しゆっくりしたかったです。
観光地化されすぎと言う人もいるみたいですが、私は大満足!(来るのが大変だったバイアスもかかっているかもしれない)
すみません前回リノベーションと書きましたが、今から行われるのは追加開発工事だそうです。
追加工事後は、ホビットの家のインテリア部分に入れるところが増え、ツアー時間が30分延長され、レストランでもう少しゆっくりできるとあります。
値段上がるそうですが、そう言われるともう一度来てみたい気もする…。確かに商売上手ですね。
帰りのバスは、ピータージャクソン監督の挨拶や、映画の切取りで、クライマックス近くのサムの泣ける語りのシーンのビデオを見せられながらShire's Restまで戻ります。