北島滞在記③ Hobbiton 行き帰りのハッスル編
オークランドの後は、NZ第4の街ハミルトンに滞在した後、マタマタという町へ。
ロードオブザリングのホビット庄の撮影地で、今はNZの人気トップレベルの観光地になっているHobbitonに行くためです。
(順序が逆なんでしょうが、3年前にNZ計画を考え始めた時に、とりあえずNZで撮影された映画を見てみよう!と思ってロードオブザリングを見ました。)
それがなかなかのハッスルで。
というのは、通常は車で行くか、オークランドやロトルアからのツアーに参加する人がほとんどのようです。
しかし、コロナ前までは最寄りのマタマタからシャトルバスが頻繁に出ていたので、車なしの個人でも割と簡単に行けたようです。
が、最新情報がわかりづらくて…。そのバスが今は廃止になっていると気づいたころには、予約したり前後の旅程をこれに合わせて組んだ後でした。マタマタからHobbitonは結構離れています。
マタマタでAirBnBを予約していたので、ライドシェアなどの方法はあるかなど、日本出発前からホストにアドバイスを求めました。そうしたらこっちに来てから観光案内所にタクシーを手配してもらうしかない、運が良ければ他の旅行者とシェアできるかも、とのこと。
NZが初めてなので、小さい町にタクシーが果たしてどのくらいあるのか、時間に間に合うように着けるのか、あったとしても物価の高いNZでタクシーが一体何万円かかるんだろう?!と、小心者なので眠れないくらい困りました笑 観光案内所に事前にメールしてみましたが、返事はなし。やはり当日何とかするしかないのか…。
マタマタで前泊。AirBnBのホストはとても親切な人で、夕食を一緒に食べながら色々な話が聞けました。
当日、朝イチで観光案内所へ。ここも笑顔でとても親切な人達がタクシーを手配、あと他の観光客と一緒に乗せてくれることになりました!
なら何でメールに返信してくれなかったのだろうとも一瞬思いましたが…NZの観光系の人々は対面だとものすごくフレンドリーで親切だけど、メールは結構返事なかったりが多い印象。
タクシー代もここを通せば少し割引になり、そこまでバカ高くありませんでした。行きはシェアで1人20ドル、帰りは1人だったので30ドル。
シェアしたのは、シンガポールから旅行に来ていたインド系のカップル。
帰りの迎車は、行きのタクシー運転手と直接交渉してねーと言われました。
が、そのカップルが、帰りにマタマタに戻るのではなく、そのままそのタクシー運転手と別の方向に観光に行く手配をしてしまったため、見学後は1人Hobbitonに取り残されてしまいました。
なのでHobbitonのスタッフに、タクシー手配を手伝って欲しいと言ったところ、「え!うちはそういうのはやってないの!」とオロオロ。
どうやらこういう手配は観光案内所がするもので、彼らはやらないらしい。
でも電話を貸してくれたので、観光案内所に連絡し、迎車をお願いしました。電話の英語聞き取れなくて苦手なのですが…。
しばしして年配の運転手が来てくれましたが、訛りが全然聞き取れなくて、助手席に座ってるけど無言で帰途。
まあ、何とかなってよかったのですが、初めて来る国なので勝手がわからない交渉ばかりでドッと疲れました。
AirBnBの人も、どうだったー?と心配してくれていて。
それが、こういう目に遭うのは私だけではないらしく。様々な個人旅行者が、Hobbitonの情報がわかりづらくて困っている。Hobbitonの運営者は、金儲けばかり考えていて、観光客を助けようとしていない。など、地元の人ならではの意見が聞けました。
今月からリノベーション工事が始まるのですが(なので工事が始まる前にと今来ました)、その後はさらに値上がりすることを伝えると呆れていました。
日本にいつか行きたいと言っていたので、情報が欲しい時はいつでも連絡してねと伝えてお別れ。
車で行っていればこんなハッスルもなく、スムーズにいったのでしょうが、
色々助けてくれたホストや観光案内所の人、タクシーをシェアした他の旅行者など、沢山の出会いがあり、地元の人の意見を聞けたり、より印象に残る思い出になったので、思い返せば悪くなかったなと思います。
もう何かを達成して旅行が終わった気分になりましたが、笑
肝心のHobbitonツアーの内容の写真は次回!