サニーネルソンでずっと雨 & アベルタスマン国立公園
次はネルソンという南島の北端の方にある町に移動。
前にNZに住んでいた友人が勧めていたので長めに滞在しようと思いました。
サニーネルソンと言われいてNZの中で年間最も晴れの日が多いとか…?との情報を鵜呑みにしていたら、1週間ずっと雨で、しかも豪雨で洪水にもなる始末。
晴れるのはいつの季節なんでしょうか。
ネルソンの北、湾が見えるアベルタスマン国立公園でのハイキングがこの地域でのやりたいことでした。(英語だとエイベルターズマンみたいな発音)
クライストチャーチの宿と学校で一緒だったドイツ人のおじさんとハイキングという目的が合いそうだったので、旅行中の彼と合流して一緒に行くことにしました。
ハイキングといっても私は日本では軽登山をする程度、一方おじさんは学校でもクソ真面目で目標を着々と達成するタイプ、3日かけて70km以上歩いたりする、私からすると修行僧なので、知り合ってたった数週間の文化も全く違う人と、すり合わせが非常に大変でした。
彼とは文化的衝突?が後日ありましたが、次のブログに書きます。
この国立公園は広く、ハット(山小屋)に途中泊まりながら数日かけて歩く人もいます。
ウォータータクシーという水上の送迎があるのでそれを片道利用して、私達は13kmほどの日帰りハイキング。
NZの天気は全く予想がつかないので、雨続きの予報に二人とも困っていましたが、雨と言われてもそんなに酷くないこともあるので、雨予報でしたが行くことにしました。
結果、しとしと降り降り程度で、レインジャケットを着て途中傘をさしたりして、特に問題ありませんでした。
NZ人は傘をほとんどささないので、すれ違った人に「(ハイキングで)傘?!」とビックリされましたが。
おじさんと喋りながらだったのと、雨だったので途中の写真があまりありません笑
雨の時はグレーだった海も雨が引くと綺麗な色に。
道のりはそんなにアップダウンもなく、ジャングルのように茂った木が雨を適度にカバーしてくれて、きつくなかったです。
最後には太陽が顔を出しました。
NZのすごいところは、トランピングとも呼ばれるハイキングコースがレベルに合わせてすごく充実しており、DOC(環境保全省)が管理していて、看板や情報、マップなど全国統一されていてすごくわかりやすく、インフォメーションセンターも各所にあり、適切な手助けが得られます。(日本にありがちな、自治体によってバラッバラみたいなのがない)
もちろん何もない大自然のところが多いですが、場所によってはこのような民間の送迎の会社などがあるのもいいですね。
水上タクシーは3社ほどあります。雨のせいか乗客は数人程度。
私はカイテリテリ(マオリ語の地名が多い)からネルソンへのシャトルバスへと接続して帰りました。一方、黙々とハイキング目標を達成し続けるおじさんは、アベルタスマンの別のコースを目指して私とは別のボートに乗り、北へと去っていきました。