マウントクック&フッカーバレートラック
宿のネットが遅すぎて更新が遅くなってます…。
NZ最高峰のマウントクックを見渡せるフッカーバレートラックでハイキングしました。
30ヶ国ほど行ったことがありますが、人生で1番壮大な風景でした!
(ペルーのマチュピチュも凄かったけど、そちらはジャングル系なのでまた違う感じ)
勾配があまりないハイキングの容易度に比べ、20倍の報酬が来た感じ。
子供連れの人も結構いました。
クックコネクションというバスはコロナ以降無くなっているので、車無しで行くのは不可能と思っていましたが、往生際が悪い私はもう一度しぶとくリサーチしたところ、なんとトワイゼルからの送迎をやっている小さな会社を見つけました!
と言っても毎日定期的に運行というわけでもなさそうで、主にサイクリストの送迎がメインの会社で、空きがあれば乗せてくれるという感じ。
朝、トラックのふもとに到着時は気温1度。寒い!
マウントクックが見える氷河の湖まで片道1時間半です。往復10km程度、3時間ほどです。
吊り橋が途中三つありますが、グラグラ揺れて怖い。
人気のトラックなので結構人が歩いています。
まわりが2000〜3000m級の山なので圧倒されます。人間がちっぽけな存在に感じます。
終点のフッカー湖。
息を呑む風景ってこういうことでしょうか。奥の方に氷のかたまりが見えます。
写真だとスケールが伝えきれなくて残念…!これが360°広がってるんですよ!
ちなみに南半球では太陽が北に昇ります。
午前から行くと逆光ぎみ。午後はマウントクックに日が当たりそうです。
それを知ってかはわかりませんが、昼過ぎの方が人が多かったような。
本当に綺麗でずっとここにいたく、小一時間ほど湖のほとりでお弁当を食べたり、ゆっくりしました。
帰りは陽も高く昇り、影になっていた部分にも陽が差して、行きと違う光で風景が見えました。
ケアポイントという別のビューポイントに寄ってから、マウントクックビレッジのハーミテージホテルまで歩きました。ハーミテージからフッカーバレーまで歩くと草原が広がっているので行きが結構長く感じそう。
あまりに素晴らしい日だったので、ハーミテージでのカフェの後にワインも頼んじゃう!贅沢な時間!
いつか泊まってみたいです。
帰りはちょうど日没時で、夕暮れに染まる湖を見ながら帰途。
送迎の人が、途中で車を止めて写真撮影してくれました。NZの人はフレキシブルです。
当初は前日に送迎の問い合わせをしていましたが、空きが無くこの日になったのですが、前日は霧で何も見えなかったので、天気が素晴らしいこの日になってよかった。
お金を出してもこのお天気は買えないでしょうから、本当にラッキー。最高の日でした。
トワイゼルへ
5週間以上住んだクライストチャーチを出て、マウントクックに向かうため、トワイゼルという町に移動しました。
InterCityのバスで向かいましたが、運転手が道中の町の説明や、おすすめの食べ物などをアナウンスしてくれたので楽しかったです。(北島で乗ったInterCityにはこんなサービス精神なかった…)こちらのバス運転手、皆個性があって面白いです。
テカポ湖で40分も休憩があったので湖畔でお弁当!ちょうど晴れました。
山の天気なのか、晴れと曇りを繰り返していました。
もやがかかって遠くが見えません。
運転手によると、このあたりは自然に生えている木がないため、古い建物は石造りなのは木材入手が困難だったからということです。
テカポは人口数百人というので田舎の村を想像していましたが、結構現代的に観光地化されていて驚きました。週末なこともあり沢山観光客がいます。
それと対比しトワイゼルは静かな小さな町でした。道路がめちゃ広い。
何泊もする人はあまりいなそうですが、ここ数週間、語学学校がかなりインテンシブだったので、(マウントクック以外は)あまり何もしない、をしようと思います。
もはや共同生活で蜘蛛や蛾と一緒にシャワーに入るのも慣れましたが、ここはバスタブ付のホテルで奮発!
何もしないといっても散歩には行くのですが。
リバートレイルというのを地図で見つけたので行ってみたら、誰かのファームを突っ切る形で、川が全然見えてこない。ここでいいんでしょうか。
この辺りは標高と南(日本の北に相当)なのでクライストチャーチより秋が進んでいます。
日本からは桜や春の便りが来ていたのに変な感じ。
人っこ一人いない上にはっきりした道がないので、心配になっていたら、後ろからハロー!と挨拶されてサイクリストが駆け抜けていきました。合っていたらしい。
お風呂上がりのビール、というのを久しぶり(日本以来)にやってこの日は終了!
アカロア日帰り旅
そうこうしているうちにクライストチャーチ滞在も終盤になってしまいました。
学校の後に宿題、仕事、あとオンライン英会話もやっているので脳のエネルギー分配が大変です。慣れてきたと思ったらもう学校は最終日!
また3月に戻りますが、学校が始まる前に行ったアカロアの日帰り旅レポートです。
アカロアはフランスの影響が強い港町でクライストチャーチから日帰りで行けます。
フレンチコネクションという会社のシャトルバスを利用しましたが、その場合は片道2時間くらい。自分の車だともっと早いでしょう。
市内いくつかのポイントでピックアップしてくれますが、私はノボテルホテル前にしました。間に合うと思って歩いていたら集合時間の数分前にどこにいるのー?と電話がかかってきました。時間きっちり守りますね。
バス運転手さんが人数確認、ガイドも兼任で一人でやってます。明るくて素敵な女性でした。
途中の見晴らしポイントで写真撮影タイムを挟んでアカロアへ。のどかな風景です。
フランス風なのかは私には判断がつきづらいところですが、こじんまりとして可愛らしい町です。
フランス風の名前の通りなどがあったりフランス国旗がところどころ飾られています。
メイン通りから海が見えて気持ちがいい。
公園?のようなところから少し高いところに登れるので、上から港を見渡せました。
NZはイギリスの影響でフィッシュアンドチップスが国民食?ですが、ここで食べてみることにしました。有名なお店でテイクアウト。
でかい座布団みたいなものを渡されている人がいると思ったら、自分にも渡されました笑
魚フライと大量のチップス(フライドポテト)が紙でグルグル巻きにされています。
「本日の魚」はHokiという白身魚。Hokiは日本にも輸入され加工品に使われているそうです。サクサクでおいしかった。
ジャンクな飲み物が合いそうなので、L&PというNZの炭酸レモネードのようなものと。
帰りのバスまで時間があったので港のベンチでのんびりしていたら、地元の子供に話しかけられました。
何を言っているかわからないので「すみませんわかりません」と2回くらい言ったらいなくなるかと思ったら根気よく何度も話してくれる…のですが同じ話し方で話すので結局よくわからず(汗)
でも学校の課題なのか、観光客への調査のような感じでした。
アカロアの滞在満足度や、あったらいいなと思うことなどを聞かれました(たぶん)。
私の宿のオーナーは一泊することを勧めていましたが、日帰りでも十分楽しめました。
ホエールウォッチングやハイキングなどもするなら一泊してもいいかもですね。
北島滞在記④ Hobbiton 見学編
さて、事前に予約しておいたHobbitonツアーです。
2023年3月現在では89ドル(約7500円くらい)でした。NZのツアーはどこも値段がそれなりにします。
言わずと知れたロードオブザリング及びホビット三部作の映画、ホビット庄の撮影地です。
周りは農場ですが、ここはかなり人がいます。
マントを着ていたり、コスプレしている人がちらほらいました…。ここは大っぴらにコスプレしていいらしい。
エルフの格好の人はまだわかるんですが、ナズグル風のコスプレをしていた人がマニアックだなと思いました。(オタクまたは映画視聴済みの人だけわかってください)
マタマタの観光所から車(私はタクシー)で20分くらいの、Shire's Rest というカフェやショップのある出発地点へ。前回の私のホストが、Shire's Rest とマタマタの観光案内所が同じ場所にあると思っている観光客がすごく多いと言っていたので個人旅行の人は注意!
ここで受付を済ませて大型ツアーバスでHobbitonまで移動です。
私のグループはオーストラリア人のガイドでした。まだ慣れていないニュージーランド英語より私には聞きやすくてよかったです。
Nerd-friendly(オタクに優しい)ツアーだと言っていたのが面白かった。
ホビットの家が41個あるそうで、全てデザインが違う。
ほとんど天然樹ですが、ビルボの家の上の木だけフェイクだそうです。(写真では切れてますが写真では違いがわからないです)
しかしカメラに映すと色が変に見えて、監督の指示で本番直前に何万枚もの葉を手作業で塗り直したそう。鬼!!しかし映画製作へのこだわりが感じられますね。
村全体の作りこみが素晴らしく、庭もよく手入れされていて、ロードオブザリングのファンでなくても楽しめると思います。
小物もホビットサイズでかわいい!
セットは外観のみ建てられているので、内部は基本は入れませんが、一部だけ入口だけ入って写真を撮れる家があります。
次々と後から別のグループが来るので、駆け足気味で、作りこみディテールをじっくり見たい私はちょっとそのあたりは残念でした。
最後はThe Green Dragon Inn というレストランで飲み物がもらえます。
ビールもありますが、おそらく日本人に一番人気そうなジンジャービア(ノンアルのジンジャーエールみたいなもの)にしました。
が20分しかなく、トイレに行ったりも含めると15分で飲み干さなくてはいけなくて、量が多いのでやや時間がきつかった。
余韻に浸りながらもう少しゆっくりしたかったです。
観光地化されすぎと言う人もいるみたいですが、私は大満足!(来るのが大変だったバイアスもかかっているかもしれない)
すみません前回リノベーションと書きましたが、今から行われるのは追加開発工事だそうです。
追加工事後は、ホビットの家のインテリア部分に入れるところが増え、ツアー時間が30分延長され、レストランでもう少しゆっくりできるとあります。
値段上がるそうですが、そう言われるともう一度来てみたい気もする…。確かに商売上手ですね。
帰りのバスは、ピータージャクソン監督の挨拶や、映画の切取りで、クライマックス近くのサムの泣ける語りのシーンのビデオを見せられながらShire's Restまで戻ります。
北島滞在記③ Hobbiton 行き帰りのハッスル編
オークランドの後は、NZ第4の街ハミルトンに滞在した後、マタマタという町へ。
ロードオブザリングのホビット庄の撮影地で、今はNZの人気トップレベルの観光地になっているHobbitonに行くためです。
(順序が逆なんでしょうが、3年前にNZ計画を考え始めた時に、とりあえずNZで撮影された映画を見てみよう!と思ってロードオブザリングを見ました。)
それがなかなかのハッスルで。
というのは、通常は車で行くか、オークランドやロトルアからのツアーに参加する人がほとんどのようです。
しかし、コロナ前までは最寄りのマタマタからシャトルバスが頻繁に出ていたので、車なしの個人でも割と簡単に行けたようです。
が、最新情報がわかりづらくて…。そのバスが今は廃止になっていると気づいたころには、予約したり前後の旅程をこれに合わせて組んだ後でした。マタマタからHobbitonは結構離れています。
マタマタでAirBnBを予約していたので、ライドシェアなどの方法はあるかなど、日本出発前からホストにアドバイスを求めました。そうしたらこっちに来てから観光案内所にタクシーを手配してもらうしかない、運が良ければ他の旅行者とシェアできるかも、とのこと。
NZが初めてなので、小さい町にタクシーが果たしてどのくらいあるのか、時間に間に合うように着けるのか、あったとしても物価の高いNZでタクシーが一体何万円かかるんだろう?!と、小心者なので眠れないくらい困りました笑 観光案内所に事前にメールしてみましたが、返事はなし。やはり当日何とかするしかないのか…。
マタマタで前泊。AirBnBのホストはとても親切な人で、夕食を一緒に食べながら色々な話が聞けました。
当日、朝イチで観光案内所へ。ここも笑顔でとても親切な人達がタクシーを手配、あと他の観光客と一緒に乗せてくれることになりました!
なら何でメールに返信してくれなかったのだろうとも一瞬思いましたが…NZの観光系の人々は対面だとものすごくフレンドリーで親切だけど、メールは結構返事なかったりが多い印象。
タクシー代もここを通せば少し割引になり、そこまでバカ高くありませんでした。行きはシェアで1人20ドル、帰りは1人だったので30ドル。
シェアしたのは、シンガポールから旅行に来ていたインド系のカップル。
帰りの迎車は、行きのタクシー運転手と直接交渉してねーと言われました。
が、そのカップルが、帰りにマタマタに戻るのではなく、そのままそのタクシー運転手と別の方向に観光に行く手配をしてしまったため、見学後は1人Hobbitonに取り残されてしまいました。
なのでHobbitonのスタッフに、タクシー手配を手伝って欲しいと言ったところ、「え!うちはそういうのはやってないの!」とオロオロ。
どうやらこういう手配は観光案内所がするもので、彼らはやらないらしい。
でも電話を貸してくれたので、観光案内所に連絡し、迎車をお願いしました。電話の英語聞き取れなくて苦手なのですが…。
しばしして年配の運転手が来てくれましたが、訛りが全然聞き取れなくて、助手席に座ってるけど無言で帰途。
まあ、何とかなってよかったのですが、初めて来る国なので勝手がわからない交渉ばかりでドッと疲れました。
AirBnBの人も、どうだったー?と心配してくれていて。
それが、こういう目に遭うのは私だけではないらしく。様々な個人旅行者が、Hobbitonの情報がわかりづらくて困っている。Hobbitonの運営者は、金儲けばかり考えていて、観光客を助けようとしていない。など、地元の人ならではの意見が聞けました。
今月からリノベーション工事が始まるのですが(なので工事が始まる前にと今来ました)、その後はさらに値上がりすることを伝えると呆れていました。
日本にいつか行きたいと言っていたので、情報が欲しい時はいつでも連絡してねと伝えてお別れ。
車で行っていればこんなハッスルもなく、スムーズにいったのでしょうが、
色々助けてくれたホストや観光案内所の人、タクシーをシェアした他の旅行者など、沢山の出会いがあり、地元の人の意見を聞けたり、より印象に残る思い出になったので、思い返せば悪くなかったなと思います。
もう何かを達成して旅行が終わった気分になりましたが、笑
肝心のHobbitonツアーの内容の写真は次回!
英語短期コースを受けるまで
短期留学自体が目的ではなかったものの、せっかくネイティブスピーカーの国に来たなら英語を上達させたいと思っていました。
私は留学経験あり、仕事で少し使っているものの、何とも中途半端な英語レベルで伸び悩みです。
日本のエージェントは通さず、語学学校の短期コースを自分で調べていましたが、数行だけの説明というところも多く、NZに来る前は全く様子がピンと来なくて…。
語学学校が果たして良いのか、個人で教えてる人を探すのか、はたまた現地でボランティアなどして英語環境に浸るのがいいのか…。
他にも調べることが多すぎて結局時間切れで、見学してから決めよう、とブレブレなまま渡航。
飛び込みで何校か見学。
また、私は若くはないので、学習に年は関係ないだろうと思いつつも、おそらく若者ばかりであろう語学学校に若干腰が引けていました。
そうしたら、今の宿に来て最初に話しかけたドイツ人も中年で、たまたま今の学校に通っており、彼の強いおすすめにより、とんとん拍子で見学、雰囲気が良かったので、即決しました。
コーディネーターと話し、ゴリ押しで数日で入れてもらった気がしますが、入学に必要なことの知識が多少あって自分で説明できたからかもしれません(そのあたりは年の功)。
テストを受け、面接で「自分のレベルより少し上のクラスにチャレンジしたいか」と言われ、はいと答えたら、「そう言うと思ったよ」と言われましたが、私がそう言いそうに見えたのか、日本人がそう言いがちなのか不明です。
そうしたら上級クラスに入れられたので、最初の週はかなり脳が疲れました。
しかも若干変な時間に開講なので、お腹が空いて脳エネルギーのゲージがぐんぐん下がる…。
日本にいると自分と同じレベルの英語学習者と触れる機会がないので、色んな国からの人と勉強できて面白いです。先生もオープンでクラスで冗談も飛び交い。
学校自体はアジア人9割って感じですが、私のクラスはアジア人、ヨーロッパ人、南米人と程よいミックス具合。
授業は文法、ボキャブラリー、リスニング、ディスカッションなどです。
早いもので折り返し地点ですが、慣れはしたものの、正直まだニュージーランド英語のニュースのリスニングが全然理解できなくて、コースを終えるまで聞き取れるようになると思えない…。
薄々わかってましたが、数週間程度の短期コースでは足りないですね。
「でも、やらないよりマシでしょ?」by隣の席のロシア人
クラスメイトもほとんど半年以上受けています。
そのあたりも含めて、もう少し長く滞在期間を取れば良かった!と思うくらいでした。
でも、学校に加えて英語を常に使う環境にいるので、上達はしている気はします。
北島滞在記② オークランド
オークランドは2日しかいなかったので、写真ダイジェストで!
3月上旬はまだ暑くて、そして日差しがキツイ!
紫外線量が日本の7倍らしいですが、納得。高SPF値の日焼け止めを毎日しっかり塗るのに慣れません。しかもたぶんTシャツを通してるみたいで肩が若干ヒリヒリする。
あらゆる人種の人がいますが、アジア料理店がめちゃくちゃ多いです。
椰子の木+高層ビル+中華料理店の多さでうっすらシンガポールを思い出しました。
と、後日シンガポール人に言ったら「NZのは中国本土寄りの中華料理店だ」とご指摘を受けました。中華料理の種類が違うようです。失礼しました。
オークランドの感想がアジア料理店だけかよという感じですが笑
中心部をぐるっと見るだけの駆け足でした。