アールデコの町ネイピア
時系列が入れ替わりますが、ウェリントンの次に向かったのが北島の北東部のネイピアです。
1931年の大地震により町は壊滅的な被害を受けましたが、復興の際に当時流行していたアールデコ様式の建築物が数多く建てられ、今でもそれが残っています。
町に着いて宿まで歩いた時、その統一された町並みに感動しました。
可愛い!というのは安易な感想ですが、魅了されました。現代に出来たであろう店のサインのフォントに至るまで、ちゃんと一貫しているのがすごい。
町並みでいうと、ニュージーランドで訪れた中で一番好きでした。
NZは路上が駐車場になっているのが便利ですが、欠点は写真に車が沢山写り込んでしまい1930年代の歴史感が薄れることですかね…。
町の中心の通りはヤシの木が並んでおりリゾート感があります。
博物館に、大地震の当時の記録の展示があります。
また2月にアールデコフェスティバルという、人々がアールデコ時代の服装をしてクラシックカーに乗ったりするお祭りがあるらしく、面白そう。行ってみたいです。
海も町からすぐ近く、長い遊歩道があります。東海岸は遊泳禁止みたいですが。
ブラフヒルという丘に登って湾が眺められるところが、とても気持ちが良かったです。
あまりアジア人観光客がいませんでしたが、最初の宿で話した人が家族でマレーシアから来ていて二か月旅をしていると言っていました。
中心部から少し離れたAhuririという港のエリアが、地元の人が休日を過ごすところのようでした。
最終日は少し贅沢しようと、アールデコ様式のホテルに泊まり、Ahuririに行って少し奮発ランチ。
タラとホタテのSauce vierge(オリーブとトマトのソース)にしました。白ワインと合って美味しかったです。
港が見える屋外のオープンスペースで休日感満載。
ネイピア周辺の地域については次回に書きます。